説明
Hill’s Side Houseが毎シーズン展開している『tabiシリーズ』今回の旅地は徳島県です。Hill’s Side Houseオリジナル帆布を徳島県の伝統的手法の阿波の本藍で染めていただきました。Hill’s Side Houseの定番カラーのカーキと天然染料から生み出させる藍色の融合です。
藍染めは、人類最古の染料と言われています。徳島の藍は、その品質の高さから別格とされ、阿波の藍を『本藍』としその他の藍を『地藍』と区別されました。
青でもなく、紺でもない。日本を代表する藍色。多くの工程をこなして最後に綺麗な水で余分な染液を洗い流しよく乾かしたら染めは終了。その後、縫製工場へと戻され仕上げの工程を経て、皆様のお手元に商品が届きます。
男性にも持ってもらいたくデザインしました。イメージは、男性の和装。市松柄のデザインが着物とのスタイリングに合います。
バッグのフォルムを船形にしてマチも取る事で小さい見た目と違いしっかり荷物が収納できます。
ハンドルには、クッション性の高い日本のテープを使っています。通常より糸の本数を多く織っていますので掴んだ時の手触りがすごく良いです。
内装には、スマートフォンなどの小物が収納できる吊りポケットが付いています。ポケットに付いているネームは日の丸をイメージした『tabiシリーズ』限定のネームです。日の丸の中の文字をよく見ると『MADE IN JAPAN』に。ちょっとした遊び心です。
Hill’s Side Houseは、岡山県倉敷にある老舗機屋(はたや)(株)タケヤリ様の帆布を使わさせていただいております。創業130年を超える老舗機屋(はたや)が培った経験と技術によって織り上げられる帆布は、キメ細かくクオリティの高い帆布です。まさに日本の職人技です。日本人だからこそ生み出せる帆布の『ハリ』『コシ』そして旧型織機によって時間をかけてじっくり織り上げられた帆布の空気をまとった様な『温もり』を感じていただけます。
*機屋(はたや)とは、皆さんが見慣れている色が付いた帆布の色が付いていない状態の帆布を織り上げる工場さんの事です。
このバッグに使っている帆布は、ドラゴン防水加工という特殊な加工がされています。布で作られた傘の耐水圧は800mmくらいですが、Hill’s Side Houseの帆布は1,500mm以上というハイスペック天然素材です。ちょっとした雨には負けないタフな帆布です。
ドラゴン防水加工には、パラフィン(蝋)が含まれていますので、摩擦によって白い線が付きます。僕たちはそれをチョークマークと呼んでパラフィンならではの経年変化として楽しみます。ジーンズを育てるようにHill’s Side Houseのバッグも育てていただけたら嬉しいです。
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