説明
Hill’s Side Houseからヴィテージをデザインソースにしたバックパックがリリース。部分的に牛革を取り入れる事で大人の雰囲気を出しています。
背胴のファスナーは、ポケットではなくメイン内装に直結する事でフラップを開かなくても荷物の出し入れが出来ます。
サイドポケットには、ペットボトルやタンブラーを収納できます。
背胴に使っている素材は、通気性防水機能があるナイロン素材を使っています。その為バッグが背中に当たった時の蒸れは少ないです。ハンドルにもウレタンクッションをしっかり入れていますので、荷物によって肩にかかる負荷も軽減されます。
Hill’s Side Houseは、帆布の産地岡山県倉敷にある老舗機屋(はたや)(株)タケヤリ様の帆布を使わさせていただいております。創業130年を超える老舗機屋(はたや)が培った経験と技術が織り上げる帆布は、キメ細かくクオリティの高い帆布です。まさに日本の職人技です。日本人だからこそ生み出せる帆布の『コシ』『ハリ』そして旧式織機で時間をかけてじっくり織り上げた空気をまとった様な帆布の『温もり』を感じていただけます。
*機屋(はたや)とは、皆さんが見慣れている色が付いた帆布の色が付く前の生地を織ってくれる工場さんの事です。
このバッグに使われている帆布は、ドラゴン防水加工という特殊な加工がされています。布で作られた傘の耐水圧は800mm程度とされていますが、この帆布の耐水圧は1,500mm以上とハイスペック天然素材です。ちょっとした雨には負けないタフな帆布です。
Hill’s Side Houseの牛革は、革の産地兵庫県姫路のタンナー様に別注で生産いただいている『植物タンニンピット槽鞣し(なめし)』という伝統手法で加工された革です。この加工で作られた革は丈夫で滑らかに仕上がり、使い込むほどに落ち着いた雰囲気の艶へと変化します。この手法で加工できる工場さんも国内ではわずかとなってしまいました。。。
*鞣し(なめし)とは、革を柔らかくすると書き革を加工する上で欠かせない工程です。この加工を行う事で皮(SKIN)が革(LEATHER)へと変化します。
*タンナーとは、革を加工・生産してくれる工場さんの事です。
ドラゴン防水加工は、パラフィン(蝋)が含まれていますので、摩擦によって白い線が付きます。僕たちはそれをチョークマークと呼んでパラフィンならではの経年変化として楽しみます。ジーンズを育てるようにHill’s Side Houseのバッグも育てていただけたら嬉しいです。
Hill’s Side Houseのロゴプレートは真鍮製です。時間の経過と共にクスミが生じます。専用のクロスを使えばある程度光沢を取り戻しますが、個人的には古美に変化する経年変化を楽しんでいただけたら幸いです。