どぉ~も!!ヒルサイ河合です!!!
『藍染(あいぞめ)』ってご存知ですか?
よくデパートなんかの催事場で『藍染』ってプリントしてる旗や旅行で立ち寄ったお土産屋さんのPOPなんかで見たことある人は多いと思います。
ときどき、ジーンズを見て『藍染』って言ってる人を見かけたこともありますがそれは、まったくの別物。
もちろん、『藍染』したジーンズもありますが、多くは『インディゴ』と言われる化学染料です。『藍染』は、藍の葉からつくられた天然染料なので染料が出来上がる工程もブルーに染める工程もインディゴに比べるとすごく時間と手間がかかっています。
藍染とは
藍染とは、人類最古といわれる染料です。
戦国時代、藍の色の1つ『勝色(かちいろ)』が勝利につながって縁起がいいということで、武士の鎧下着を藍で染める事が流行したことで生産が本格化されました。
藍染で有名なのは『徳島県の阿波の藍染』
徳島の藍は、その品質の高さから別格とされていて、阿波の藍を『本藍』それ以外の藍を『地藍』として区別されたそうです。
藍の葉がつくられる工程や染めの工程、なぜ徳島の藍は別格なのかはブログにしてますので、是非、チェックしてみてください⇓⇓⇓


絶やしちゃいけない日本の色
ぼくは、『藍色』にすごく魅かれます。
自分のパーソナルカラーがブルーアンダートーンで青が大好きということもあるんだと思いますが、昔から藍の色は見入ってしまいます。
奥さんの実家は、宮崎県なんですが県内に綾という土地があってそこも藍染が有名で、奥さんが次男を妊娠しているときに着ていた藍染のワンピースがとても鮮やかで好きです。

なんとも言えない深い藍色に絞りを入れてコントラストをつけたワンピース。
最近着てないな~
『藍色』は日本人だからこそ出せる色だとぼくは思います。
帆布もそうですが、こんなに手間と時間がかかることをやれるのは日本人だけ。もっともっと、世界にアピールしていきたい伝統だと思います。
素敵な色なんだから日本代表選手のユニフォームは藍染にするとか日本の顔の大臣さんたちのスーツやシャツは藍染した生地でつくるとかしたらいいのにな~と思ってます。
ぼくがお邪魔した工房さんでは、海外のメディアの取材がひっきりなしに来るそうです。海外のかたの方が価値わかってるのかな~。。。
ヒルサイの藍染バッグ
そんな『藍染』もさっきも言ったインディゴなんかの安価で手間のかからない化学染料が増えたことで出番が少なくなっちゃいました。。。
「ヒルサイでも藍染のバッグ作りたいな~」
「郷に入っては郷に従えだ!!!よし、徳島行ってみよう!!!!」
ということで行ってきました徳島!!!

水のきれいな素敵な場所でした。
直接職人さんとお話させてもらい『藍に対しての熱い想い』と『藍染という伝統が失われそうな寂しさ』を聞きぼくも藍染に対しての想いが強くなりました。
そして出来上がったバッグがこちら!!!


ヒルサイの定番防水帆布とヒルサイオリジナル帆布を藍染した生地をパッチワークにしてミニトートバッグとショルダーバッグを作ってみました!!!
手前味噌ですが、バッグの使い心地は抜群&日本ならではの色を楽しんでいただける逸品です。
商品のリンクを貼っておきますので気になる方は是非チェックを!!!


今日はここまで!!!
ありがとうございました!!!!!
Hill’s Side House 河合