どーも!! 皆さんこんにちわ!!!
Hill’s Side House河合です。
今日は、前回のブログの最後に出てきた
『ドラゴン防水帆布』
をご紹介させていただきます!!
『ドラゴン防水』
『ドラゴン帆布』
『ドラゴン』
。。。。。
かなりインパクトのあるネーミング!!
この帆布は、前回ご紹介したタケヤリ帆布さんに
教えていただいた生地でベースとなる生機(きばた)を
タケヤリ帆布さんが織っています。
最初、担当者さんがギャグで言っていると思いました(笑)
だってドラゴンですよ。。。
ドラゴンボールかジャッキー・チェンの役名でした
思いつきません!!!
こちらがドラゴン防水帆布を使ったバッグです。
リンク貼っておきますので気になる方は是非!!
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ドラゴン防水ってなに??
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ドラゴン防水は、明治35年創業の老舗平岡織染さんが
独自開発した通気性防水という加工。
(タケヤリさんもですが、日本はまだまだ老舗に
支えられていますね~)
どんな加工かと言いますと、綿で織られた生地に
色を入れる時、パラフィンを一緒に浸透させます。
パラフィンっていうのはロウソクにも使われる
蝋のことですね。
どういった仕組みで防水するかというとパラフィンが
含まれているので基本水は弾きますが、蝋でガチガチに
固めているのではなく、摩擦することで綿に出る毛羽や
生地の目の隙間から吸水することで生地が膨潤(ぼうじゅん)
(綿が水を含んで膨らむというイメージですね)
することで、水をシャットアウト!!!
そして生地が乾燥すると生地の目が元に戻って通気性が
戻るという仕組みなんですね。
ドラゴン防水加工がされている生地は、今でもトラックの
幌に使われる産業資材。
青果なんかの鮮度が重要な物を運ぶトラックには、
この通気性防水が重宝されています。
色もカーキしか作っていません。
Hill’s Side Houseがブラックやネイビーのバッグを出しているのは
タケヤリ帆布さんが別注で作っている生地を使わさせてもらってます。
じゃあどのくらい防水するのかというと、布地製の傘の耐水圧は
約800mmです。
しかし、このドラゴン防水帆布は
1.500mm以上
と傘よりも水を通さない!!!
急に雨に降られても安心です!!!
ただ、ずぶ濡れになっちゃうと違うところから水が入っちゃいますので
ご注意ください(^_^;)
これやばいです!!
ナイロンやポリエステルなんかの合成繊維じゃくなくて天然繊維で
この防水力はやばい!!!
あ~伝わってますかね~!!!??(笑)
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経年変化を楽しもう
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最後にドラゴン防水の楽しみ方として、独特な経年変化です。
パラフィン帆布は、擦れることで生地に白い線が入ります。
これを僕たちはチョークマークと言ってパラフィン帆布
ならではの経年変化なんです。
これも味の一つとして楽しんでもらいたいですね。
どうですか?
ドラゴン防水のこと興味持ってもらえました??
僕の心をくすぐったのは3つです。
タケヤリ帆布さんの高品質の帆布に
天然繊維なのにこのハイスペック
そしてもう一つがこの色です。
カーキって良い色ですよね~
ミリタリー・軍モノを連想させるこの色は男子は好きな人が多いかと
カーキって色合わせしやすいって知ってました??
色のことは、次回のブログでご紹介したいと思っています。
前に勤めていた会社で教えてもらった色のことなんですけど、
今だにその事を基準にして僕は色合わせしています。
本当に最後です。
ドラゴン防水帆布の名前の由来
これは平岡織染さんに直接聞いたんですが
河合『最後にドラゴン防水の名前の由来はなんですか??』
平岡さん『え?社内の通り名。意味は特にありません』
チーーーーーーーーーーーン
ではまた次回!!(^_^;)